全国集計データの利活用について

2015-2-18


1. 目的

全国集計により得られたデータを本学会員が研究目的で利用することを広く認めることにより、貴重なデータの学術的価値を高めるとともに、乳癌検診の精度と有効性のさらなる向上に貢献する。

2. 利用者の範囲

本学会員で全国集計にデータを提供している者。本学会の全国集計委員会委員。

3. 利活用の方法

  • 当面はデータ提供を行わず、オーダーメイド解析(依頼に応じて、全国集計委員会がデータ解析を行い、解析結果を依頼者に提供する)で対応する。
  • 当面は無料とする。
  • 状況に応じて、データ提供(施設名などは匿名化)の可否とその方法を検討する。

4. 申請から承認までのプロセス

  • 全国集計委員会委員長宛の解析依頼書を事務局に提出(目的、解析方法、期待される結果、発表の方法と期限など)
  • 全国集計委員会で審査・承認
  • 理事会で審査・承認
  • 全国集計委員会がデータ解析を行い、解析結果を依頼者に提供

5. 著作権と使用条件

  • オーダーメイド解析結果の著作権は本学会に帰属する。
  • 解析結果を使用する際は(一次利用時)、以下の記載を付与すること。
    「20xx年x月日本乳癌検診学会解析」
  • 当該解析結果を二次利用する際は、再度本学会への申請を必要とする。