現在乳がん検診の基本はマンモグラフィですが、超音波による乳がん検診は高濃度乳房を対象として、あるいは視触診の代わりに任意型検診においてはすでに広く行われております。検診において、正しい方法を用いて、正しい検診を行わなければ受診者の利益と不利益のバランスが保てず、精度管理が重要となります。マンモグラフィ検診に関しては「マンモグラフィによる乳がん検診の手引きー精度管理マニュアルー」が改訂を重ね第8版が日本医事新報社から2022年に出版されています。日本乳癌検診学会では乳房超音波検診精度管理委員会を設置し、2016年7月20日超音波による手引きの第1刷を発刊し2020年1月20日に第2刷を発刊しました。この2~3年の間に、国内の乳腺診療にかかわるガイドラインが複数改訂されており、今回それらとの整合性をとり、より理解を深めることができるように主に以下のような改訂を行いました。
このたび、改訂案を当学会理事会での確認を経て、この手引きを広く広めるには実際にお使いになるであろう会員の方々から広くご意見を頂く必要があると判断しました。そこでホームページ上に公開しパブリックコメント募集いたします。特に、記載内容についてのご意見や、追記のご希望などがありましたらお寄せいただければ幸いです。 |
|
特定非営利活動法人 日本乳癌検診学会 理事長 丹黑 章 同 乳房超音波検診精度管理委員会 委員長 渡邉 良二 |
|
たくさんのコメントをありがとうございました。回答を掲載いたします。 パブリックコメントに対する回答.pdf |
|
|
|
原稿案_パブリックコメント募集用_超音波による乳がん検診の手引き(改訂第2版).pdf |